『国境事変』登場人物【小説】 (著者:誉田哲也)


ストロベリーナイト 358.jpg
PR 黒木メイサの作品はコチラ PR 誉田哲也の作品はコチラ



【警察】関係者
(画像は、イメージですので、予めご了承ください。)


1 登場人物.jpg

東 弘樹
警視庁捜査一課六係。警部補。四十七歳。「歌舞伎町封鎖事件」の捜査に大きく貢献し、警視総監賞と警察庁長官賞を授与された。

捜査一課員も煙たがる有名な堅物。とにかく動いて動いて、いったんネタに喰いついたら食いちぎるまで放さない。

刑事なんて生き物は、しょせん誰もが一匹狼。そういった意味での覚悟はできており 刑事仲間に友人が欲しいなどとは思わない。能力的に信頼できる人間が、近くに一人か二人いればそれでいい。というポリシーの持ち主。

大の公安嫌いであるにもかかわらず、公安の沢尻に関しては、 ”公安臭くはあるのだが何かが違う。上手くはいえないが、それは腐敗と発酵のような違いであり 腐ってはいるが、やりようによってはまだ食える。”といった印象を抱いている。

ちなみに禁煙四年目であり、他人の吐く煙を密かに吸い、それで我慢している。


林田
「北新宿三丁目会社役員殺害・死体遺棄事件」での東の相方。新宿署刑事課強行犯係。巡査部長。五十八歳。


石田
警視庁捜査一課六係。警部補。東とは、長いつきあいの同僚。 聞き込みの際に、むらたゆきえの話を聞きつけてきた。


桜井
警視庁捜査一課六係。警部補。 地道な地どりの末に殺害現場を特定した。


三浦
警視庁捜査一課六係主任。警部補。 公安から圧力をかけられ、東に尾行を取りやめるように命令する。


和田徹
九年前の警視庁捜査一課課長。警視正。東が個人的に尊敬する大先輩。 当時、東が「馬淵亮平刺殺事件」で公安と揉めた際に、東のことを慮って行動を慎むように釘を刺す。
「姫川玲子」シリーズにも登場。





『国境事変』

| ▪『感想』 >> | ▪『あらすじ』>> | ▪『書籍情報』>>

▪『ジウシリーズ』>> | ▪『著者プロフィール&作品リスト』>> 1 黒_edited-2.jpg
ー▲直前のページに戻るー



【公安】関係者
(画像は、イメージですので、予めご了承ください。)


1 登場人物.jpg

川尻 冬吾
警視庁公安部外事二課四係「前田班」。三十五歳。在日朝鮮・韓国人を主とするアジア系外国人を担当する。

在日朝鮮人を代表取締役においているという理由で東侑エンタープライズに対して、三年前から様々な観点から監視を行っている。

顎が若干しゃくれているいるため、部内では「アントン」というあだ名で呼ばれる。 公安警察官は全員、それぞれ何かしらニックネームを持っており、普段はそれで呼び合う。迂闊に本名を呼ばないようにするための工夫である。

大学三年のときに一年留年してしまったので、警視庁に入庁した時点で二十三歳になっており、 警察学校を卒業後、杉並区の荻久保署に配属され、地域課の交番勤務に就く。

最初の冬。先輩である警備課の巡査部長から、大学時代に第二外国語で韓国語を履修していたことから ハングルの翻訳を依頼されるようになる。それが契機であるかは定かではないが、その後、池袋警察署の 警備課公安係に栄転し、”チヨダ”に呼び出され、警備専科教養講習を受講する。

その後、いくつかの所轄署に勤務しながら、時より警視庁警備局からの直接の命令による任務をこなした後、 警視庁公安部外事二課に配属され現在に至る。


前田
警視庁公安部外事二課四係「前田班」班長。警部補。四十七歳。

在日朝鮮人を代表取締役においているという理由で東侑エンタープライズに対して、三年前から様々な観点から監視を行っている。

なかなかの切れ者で、 若い頃に潜入捜査を得意としたことから部内では「もぐらのモグ」と公安部内で呼ばれ、以前泥沼の諜報合戦を 演じた相手、中国の情報機関、国家安全部からは「蜘蛛網」として今なお恐れられている。

血気にはやる部下に対して「公安部員は、推理なんかしなくていい、ただ目の前にあるものを見て、聞いて、読んで、報告」という考えを徹底させる。


広瀬
警視庁公安部外事二課四係「前田班」。巡査部長。三十七歳。あだ名は「トノ」。

在日朝鮮人を代表取締役においているという理由で東侑エンタープライズに対して、三年前から様々な観点から監視を行っている。

前田班きってのデータバンク。 電気シェーバーはあまり使わない主義。


荒巻
警視庁公安部外事二課四係「前田班」。巡査部長。三十六歳。あだ名は「シャケ」。小柄だが、なかなかの二枚目であり皮肉屋。

在日朝鮮人を代表取締役においているという理由で東侑エンタープライズに対して、三年前から様々な観点から監視を行っている。

東とは、かつて成城署勤務の際の同僚であり、しつこく手加減をしない嫌な奴という悪い印象しか持ち合わせていない。


高杉
外事二課四係長。警部。 若松 吉男の死を「前田班」に伝える。


ムライ
川尻が”チヨダ”で警備専科教養講習を受講した際の教官。




『国境事変』

| ▪『感想』 >> | ▪『あらすじ』>> | ▪『書籍情報』>>

▪『ジウシリーズ』>> | ▪『著者プロフィール&作品リスト』>> 1 黒_edited-2.jpg
ー▲直前のページに戻るー



「北新宿三丁目会社役員殺害・死体遺棄事件」関係者
(画像は、イメージですので、予めご了承ください。)


1 登場人物.jpg

若松 吉男 / 本名:呉吉男

殺害された被害者。全身に鈍器で殴打されたと思しき打撲痕が多数。直接の死因は、内臓破裂から起こった内出血による失血死。

朝鮮籍の在日三世。貿易商社・東侑エンタープライズの代表取締役。三十二歳。身長百七十六センチ。体重六十三キロの痩せ型。

前年に同社を創業した父・虎男が同社社長室で首吊り自殺を図り、死亡しており、 以後、長男である吉男が引き継いで業務を行っている。

人当たりがよく、誠実で、仕事の処理が速いため、虎男の生存時は、営業部門を担当。一昨年、取引先に密輸に関与しているというデマ情報が広まり、業績が悪化した会社を立て直すために奔走していた。

小学生の間だけ朝鮮学校に通っており、公安から反日思想を根底にもっている可能性を疑われていた。

現住所は新宿区大久保であり、新宿六丁目にある会社まで徒歩通勤をしていた。 寺山修司のファンで新宿ゴールデン街にある寺山ファンが集う店としてマニアの間で有名な居酒屋に足繁く通っていた。


若松 英男 / 本名:呉英男
若松 吉男の弟。二十六歳。「リトルウィング」という3人組のバンドでギターとボーカルを担当。

普段は池袋西口のカラオケ店「パテオ」池袋本店でアルバイトをしており、現住所は、大泉学園一丁目十六の△、コーポ大泉学園イースト102号室で一人暮らし。

身長百六十五・六センチ。骨太な感じの体形をしておりなかなかハンサムだが、おしいことに寸詰まり。 小学校から中学校までは区立に、高校は都立高に通っていたため、朝鮮の民族教育は受けていない。

川尻により東侑の内部情報を引き出すための工作員に仕立て上げられ、コード番号「G4」と呼ばれる。


若松虎男 / 本名:呉虎男
吉男と英男の父。東侑エンタープライズの創業者。 一昨年、取引先の間で、密輸に関与しているというデマ情報が広まり、業績が急激に悪化しため心労が祟り首吊り自殺。

母と妹が北朝鮮で生存しているため、北朝鮮から「一本釣り」を強要され、多額の送金せざるえない立場にあった。


杉本優治
「リトルウィング」のバンドメンバー。ドラム担当。二十八歳 金髪を後ろで束ね、耳にいくつもピアス穴を開けた大男。


池谷俊介
「リトルウィング」のバンドメンバー。ベース担当。二十五歳。短髪だが、やけに丁寧に眉毛を整えた優男。しかも色白。あえていうならば、貧相なドラキュラといった感じ。


サトウユウタロウ
ホームレス。六十九歳。大久保通り沿のコンビニのゴミ箱で吉男のものだと思われる上着を拾う。


かまたゆきえ
渋谷のゴルフショップの店員。度々営業に訪れていた若松吉男に好意を抱いていた。

自宅は目黒区の都立大学駅近くであり、帰り道にある喫茶店で 吉男が、ちょいワル風の中年の男性と会っているのを何度か目撃する。


吉男が会っていた中年の男性
年齢は、四十代半ば。やや後退した額。後ろで束ねた長めの黒髪。口ひげ。二重瞼。中肉中背。右の目尻にホクロが二つあるちょいワル風の中年の男性。

公安の調査では、吉男が仕事上で付き合う人物に、そのような風貌の持ち主はいなかった。


アンドウ
三十過ぎのサラリーマン風の男性。「リトルウィング」のファン。ライブチケットをまとめ買いしたことが縁で英夫らと親交を深める。打ち上げにも参加する間柄。




『国境事変』

| ▪『感想』 >> | ▪『あらすじ』>> | ▪『書籍情報』>>

▪『ジウシリーズ』>> | ▪『著者プロフィール&作品リスト』>> 1 黒_edited-2.jpg
ー▲直前のページに戻るー



「対馬」関係者
(画像は、イメージですので、予めご了承ください。)


1 登場人物.jpg

桑島五郎
対馬南警察署刑事生活安全課。巡査部長。以前は長崎県警捜査一課の強行班捜査係に所属していた。新潟県小千谷市生まれ。 妻と二人の娘を長崎市内に残し単身赴任中。

まめな島内の巡回のお陰か、桑島はほんの数カ月で「本土からきた熱心な刑事さん」として、特に島の南部でよく知られる存在になった。


中江
対馬南警察署刑事生活安全課。若い巡査長。口は達者だが行動が伴わない。


川口
対馬に永続駐留している陸上自衛隊第四師団直轄の「対馬警備隊」の隊長。一等陸佐。 陸上自衛隊の一等陸佐とは思えないほど、人懐っこい笑みを浮かべる男であるが、中身は、やはり筋金入りの軍人。


前田邦夫
厳原町豆酘の海水浴場近くに住む漁師。 撒き餌で磯を荒らす韓国人釣り師を目の敵にしている。


高田伸也
対馬市役所近くにある「韓国亭」という名の居酒屋の店主。 韓国語をしゃべる不審な二人組に話しかけられる。


韓国語をしゃべる不審な二人組
一人は短い髪に細い目。もう一人は、普通に七三で、鷲鼻。 身長は二人とも百七十センチ前後の痩せ型。


原田時枝
定食屋「はらだ」の女将。亭主の名は文吉。 韓国語をしゃべる不審な二人組が店に来たため、桑島に連絡する。


島本浩一
厳原漁港の、少し南にある尾浦という名の小さな漁村に住む漁師。六十代。

三十代の漁師をしている息子、大助とその妻、美奈子夫婦と孫である小学生の 男の子と未就学の女児、利香の五人暮らし。




『国境事変』

| ▪『感想』 >> | ▪『あらすじ』>> | ▪『書籍情報』>>

▪『ジウシリーズ』>> | ▪『著者プロフィール&作品リスト』>> 1 黒_edited-2.jpg
ー▲直前のページに戻るー



「北朝鮮」関係者
(画像は、イメージですので、予めご了承ください。)


1 登場人物.jpg

朴 大容(パク デヨン)
かつて北朝鮮で護衛司令部第二総局の局長を務めた、元朝鮮人民軍の高官。 七年前に総書記の暗殺を企てるが、事前に情報が洩れて失敗。

のちに自身と数名の部下は脱北に成功したが、 それ以外の部下、関係者、血縁者は皆殺しにされた。

朝鮮人民の解放を目的とした『アイアン計画』を立案する。




『国境事変』

| ▪『感想』 >> | ▪『あらすじ』>> | ▪『書籍情報』>>

▪『ジウシリーズ』>> | ▪『著者プロフィール&作品リスト』>> 1 黒_edited-2.jpg
ー▲直前のページに戻るー



【参考】 1 黒_edited-2.jpg
『誉田哲也の<ジウ>サーガ|特設ページ|中央公論新社』




© 2019 neji.